SESSION Gear’s ColumnVol.1 トランスペアレント系オーバードライブとは何か?

 

こんばんは 今日から新たな企画といたしまして、機材に色々な方面から関わっている方々にコラムを書いていただく SESSION Gear’s Column を始めさせていただきます。第1回目は最近よく耳にするトランスペアレント系オーバードドライブをテーマにAtlas Pedal 代表の石橋 さんにコラムを書いていただきました。

 

トランスペアレント系オーバードライブとは何か?

数あるオーバードライブペダルの中でも最近トレンドとなっているトランスペアレント系オーバードライブ

トランスペアレント=透明な、透き通るなどの意味がある単語ですが、これを音色の特徴として捉えると

原音を崩さない」「トーンも味付け程度」「歪ませてもローゲイン」

などがあげられるでしょうか。

有名なモデルではPaul Cochrane TimmyやVemuram Jan Ray、Hermida Audio Zendriveなどがそれに該当するペダルだと思います。

 

Jpeg

 

先にあげた音色的な特徴に加え、トーンレンジを広くキープするモデルが多く、トレブル・ベースの2EQトーンコントロールを備えたモデルは原音を活かしながら音造りが出来、トーンコントロールとは別に歪みの質感や明るさなどを調節する独自発想(例えばZendriveのVoiceノブ)のコントロールが搭載されていたりもします。

活用方法として、あくまでも

繋がれるギターとアンプの持つ本来のキャラクターを活かす範囲でドライブ

させたり、逆に少し派手な所を抑え、落ち着いたトーンにするなどの使い方が出来るのではないでしょうか。

回路的な部分では、シンプルな回路構成で成り立っている事が多く、また幅広いレンジに対応する工夫として心臓部にはHi-Fiなオペアンプを実装したり、フィルター回路がシンプルなもの、歪みを生むクリッピングセクションでは、コンプレッションを抑えつつもスムーズな歪みを生むものが主流かと思います。

これらの要素に加え、増幅率=ゲインを欲張らずにあまり歪ませすぎない事もポイントと言えるでしょうか。

逆に高いゲインに対応しフルレンジに歪んでいくタイプは、設定次第ではトランスペアレント系の音色に対応するドライブペダルと言えそうです。

個人的にはトランスペアレント系オーバードライブには、例え歪んでいても出音にクリアな質感があるかどうかがポイントだと思います。

有名モデルもまとめてみると共通点やそれぞれのアレンジポイントが見えてきて面白みがあります。(参考になりますね!)

あとオーバードライブという囲いを無くすと解釈によりますが、

ローゲイン設定のディストーションペダルやクランチ程度に歪むブーストペダルなんかもそこに当てはまるモデルがあるのではないかと思います。

 

石橋さんお忙しいところ、ありがとうございました。 今後も色々な方々にコラムを書いていただく予定です。

 

SESSION Gear’s ColumnVol.1

Atlas Pedal 代表:石橋 久志

ハンドメイドブランド:Atlas Pedalにてシンプルイズベストをコンセプトにしながらエフェクターを製作。気になる方はこちらをチェックお願いします。

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